中学での指導科目の中で、英語の教科書内容が過去から比べ一番変わりました。 文部科学省の指導方針が会話を重視しているので、文法事項が会話文の中にごちゃごちゃに入っていて、レッスンごとのテーマがはっきりしていないことがその原因です。 いきなり一般動詞 ・be動詞 ・5W1H クエスチョン・Yes、No等々が入っています。 英語は言葉なので、そこにルールを見出そうという意識のないまま、さながら会話文を丸暗記してもあまり実力はつきません。 もちろん覚えた単語や英文は無駄ではありませんし、こういったことは語学を習得する上である程度必要なことですが、これのみでは残念ながら労多くして益少なしという結果を招きます。 神原学習塾では、まずは文法を徹底的に教えていきます。 主語を探させ、そして動詞を探させます。 英語で一番重要なのが動詞です。 動詞の働き方を教えてあげるのが、英文を理解する近道だと思います。 それから教科書の全文訳を細かく指導します。 全文訳が終わったら、その訳を利用して次は逆に英文を書いていきます。 日本語を聞いて英語で書くのです。 このようにして、リーディングやライティングの練習量を豊富に授業に取り入れ、定期テストでの高得点取得はもちろんのこと、高校入試に向けた英文法の完全理解、読解力の向上、単語・熟語の定着を目指していきます。 |
■1年生 |
「英語」という新しい教科が加わる最初の学年です。 生徒たちは誰もが「自分にできるだろうか」という不安を抱いています。しかし、言い換えると、誰もが同じスタートラインに立っていることでもあります。この英語を自分の「得意科目」にしていけるかどうかも高校入試の大きなポイントとの1つになると言っても過言ではありません。 授業では中 1 から受験を意識し、目標に向かって常に向上心を持ち、確かな基礎力を養えるように指導しています。 最初はアルファベットの読み方と書き方です。 塾で学んだことを学校で復習するという感じですから、根本的な認識力が高まり、その後の英語学習に必要な基礎づくりがスムーズに進行できます。 その後、 be 動詞や一般動詞を使った基本的な英文をじっくり学んでいきます。 日本語との文字の違い、発音の違い、語順の違いに注目しながら、どのように英文が成り立つのか考えていきます。 このようにして、基本的な英語のルールの習得をし、次の段階に進んでいける基礎作りをします。 |
■2年生 |
身につけておくべき英語の知識がぐんと増えるのがこの中2です。 過去形に始まり、助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態、この時期に学ぶ文法事項は、その後の英語学習において重要なものばかりです。 入試での書き換え問題など、非常に多くのことがこれらの単元から出題されます。 教科書以外の文法専用のオリジナルテキストも使用し、知識を定着させていきます。 また、和訳においては基本5文型で文の構造を理解する勉強に取組んでいきます。 日本語は主部 (S) と述部 (V) の間に修飾語句 (X) がはさまって、 SXXX…V となるのに対して、英語では SVXXX… となります。 英語で読むときは、 SV をまずしっかり押さえて、次にそれに続く X を読んでいくわけです。 左から右に語順通りに意味のまとまりをつかむ練習を重ねていきます。 このようにしていろいろな角度から繰り返し学習することにより、自然と力をのばしていきます。 |
■3年生 |
まず、「基礎力」を総チェックして、それを自由に使いこなせるレベルに引き上げることを重視します。 「基礎力」を完璧にするために、実践的な問題演習を繰り返しながら、学習の幅を広げていくことをします。 この訓練により余裕をもって英文が読め、設問ごとに対処できるようになるのです。 学習の幅を広げていく中で、どのくらい英文に親しめるかが合否のカギを握るのは間違いありません。 英語を暗記科目に終わらせず、「理解」を「記憶」に結びつける学習方法で、語彙、文法、読解、作文の各分野において、万全の指導を行っていきます。 |