算数は苦手な生徒と得意な生徒の差が激しい科目です。その原因の1つは、数に対するイメージが湧いているか、全く湧かないかの違いです。 例えば、「7引く3はいくつですか?」という質問があった場合、数のイメージの湧かない生徒は数直線を書き出しますが、数のイメージが湧く生徒は、「7個から3個無くなる」と考えます。 実際、幼児教材は後者のようにできています。 算数が苦手なお子さんは、日頃から数を数える習慣をつけてあげることが大切です。 そして数のイメージをつけさせてあげてください。 算数の基本的な考え方は『ものを数える』ということです。 電信柱の数とか、道路を通り過ぎる車の数とか、花壇に植えている植物の数などをご両親と一緒に数えてみてください。 分数が分からない子、小数の分からない子も同様です。
数のイメージがついてきたら、次は、計算力をつけてあげることです。最近評判になっている100マス計算がありますが、これもトレーニングの1つです。
小学生の算数で、一番勉強しにくいのは文章題です。中学生以上になると方程式を使って簡単に解いてしまうところを、考え方を工夫して解かなくてはいけないのです。
問題の種類によりそれぞれ名前がついています。「つるかめ算」「うえき算」「旅人算」「流水算」・・・なぜ名前がついているかというと、それぞれ別々な解き方があるからです。文章題は、それぞれのパタ−ンの解法をしっかり覚えて、その後何回も練習をすることによって、身につくのです。テストのときに文章題の出来るお子さんは、説き方を覚えているからです。
以上を踏まえ、神原学習塾では、学年別に次のことに重点をおいて指導をしています。