そしてこの時期には、 「勉強が楽しい、おもしろい」と感じ、勉強のクセをつけることが大切です。家
庭学習の習慣付け導入期でもあり、その支援に結びつく授業展開をして参ります。 また、個別授
業により各個人の能力に応じて、「1学年上」 あるいは 「2学年上」の先取り学習もしていきます。
この時期の頭は、 機会的記憶から半理論的記憶へと移行しはじめ、思考的には今までの自己中
心性から成人に近い思考へ踏み出す時期です。 よって、授業においては、この時期から、理論的
な説明を取り入れた指導を行っていきます。
小学校のこのころに学習した 内容には、中学校での履修単元に直結するものもあります 。 中学
校で突然、 理解ができなくなるのでは、 小学校の内容を十分に理解しきれていないことに気付か
ないまま中学校の学習内容を進めていくからです。
以上を踏まえ、神原学習塾の小学部高学年カリキュラムでは、 基礎力を徹底してトレーニングする
テスト等を組み込んでおります。 計算、漢字、語彙、英単語といった、学力の基盤となる力をきちん
と身につけていれば、中学以降の学習もきっちりと定着していきます。 小学校高学年を、基礎学力
のトレーニングを積む重要な時期と捉え、様々なテストやイベントにより、確実なレベルアップを図り
どの教科も「根本理解」に重点を置き、指導をしています。 根本理解が徹底していれば、応用問題
にチャレンジしても難なく解くことができます。
またこうしたチャレンジを通じて、将来必要とされる知識については、たとえ学習指導要領から削除
された内容であっても時間をかけてしっかりと指導していきます。
このようにして、小学生のうちに自ら学ぶ力を身につけることで、 子供たち一人ひとりが教わること
以上の学力を身につけられるようサポートしていきます。
中学受験をしない場合、志望校が公立であれ私立であれ、高校受験は絶対に避けては通れません。
また、当然、高校はどこでもいいというわけにはいきません。 神原学習塾では、「受験」という現実を
真剣に受け止め、 成長過程の子供たちが前向きに挑戦すべき試練として取り組んでいくことができ
るよう、指導を行っていきます。
早い段階で第一志望校への意識を高め目標を掲げることで、 自分自身の現状を見据え、 「どう努力
すればよいのか?弱点をどう克服したらいいのか?」ということが見えてきます。目標を達成するため
に努力を重ねる大切さ、そして夢を諦めない強い精神こそ、この 「受験」という試練から学んで欲しい
ことなのです。
兵庫県の公立高校入試では、 調査書(内申点)も相当のウエイトを占めるため、 中学校での日常生
活態度・成績が非常に重要になります。全9教科の内申点をバランスよくそろえることの大切さを中1
の時から、生徒一人ひとりに教えていきます。 部活動などへの取り組みも大事です。部活動と両立
を図れるよう計画的・効率的な学習習慣化、副教科の内申点アップの秘訣などもきめ細かく指導しま
す。 通常授業では、予習中心に学校のテキストに沿った授業展開を行っていき、定期テスト1〜2週
間前からは、 対策プリント・復習等によるテスト対策授業に切り替え、 確実に点数をとっていくことが
できるようにしています。 毎回のテストで点数をとっていくことが、本人の自身にもつながり、内申点
向上のためには欠かせないものになります。
高校入試は誰にとっても「必須科目」であるという観点に立って、「塾生一人ひとりの将来の夢やご父
兄様の願いに応えること」が日々の指導の原点であると考えています。